スノーシューのトラブルで一番厄介なのが足を置くデッキ可動部の損傷です。雪深い場所で長い距離の途中に起きると遭難しかねません。この人気のMSRで可動するピン(クレビスピン)は特殊鋼を使用して折れにくくなっていますが、抜け落ち防止のバネピンが動作中に穴から外れていく変形が時々起きます。そうなると、 バネ交換が必要です・・。 使用前にバネを確認することです。MSR販売先のモチズキでは登録者向けに1470円(並行輸入品使用の方はもっと高)でメンテキットを販売していますが、応急処置としてピンは市販のボルト+ネジやバネは針金で代用可能。
いずれ早めに純正部品で修復しましょう。装着にコツはありますが小さめのドライバーでバネをコジ開けて、徐々にピンホールに挟み込んでいきます。面倒な方はお店(大型スポーツ店ではなく専門店でしか対応できません)にお越しください。当店では在庫しています。ちなみに、僕らガイドは、代用できる部品と工具をリュックにしのばせています・・でも、アテにしないで事前の点検をオネガイ!
MSRスノーシューは軽くて堅牢ですがこの可動部がアキレス腱なので、使用時に点検しておき、定期的に潤滑油も差したり可動部の錆を落としておくとフィールドでのトラブル防止になりますね。
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