アウトドアブランドのコールマンに公取の調査が入りました。内容は下記「どうしんWeb」が報じたとおりです。過去、化粧品会社などでニュースになりましたのでご存じだと思いますがアウトドア業界でも希望小売価格(定価)を表示した商品とオープン価格の表品があって登山用品は概ね定価表示、キャンプ用品は大型店向けの普及版テントなどはオープンです。このオープン販売にカルテル疑惑ということでしょう。
コールマンのように大型店商材を扱うメーカーは後発ブランドの追い上げで競争が激しく安売り合戦で価格が値崩れすると大型店の購入仕入れ数が各店舗で減少するのでPコントロールをするのでしょう。もちろん、安売りになるとブランドイメージも落ちますからね。
キャンプシーンのなかでコールマンのイメージは燃焼器具程度であった昔、30年経って総合アウトドアブランドに成長した陰には大型店展開があってそれに合わせた商品開発があったのです。
公取、コールマンを立ち入り検査 キャンプ用品で独禁法違反容疑
キャンプ用品大手の「コールマンジャパン」(東京)が、指定した販売価格を取引先の小売業者に守らせていた疑いが強まったとして、公正取引委員会は17日、独禁法違反(再販売価格の拘束)容疑で、同社の本社など約20カ所を立ち入り検査した。
同社は「調査に全面的に協力する」とコメントした。
関係者によると、コールマンジャパンは数年前から、テントなどの商品に希望小売価格や値引き制限を設け、販売するスポーツ用品店やホームセンターに守らせていた疑いが持たれている。応じない業者には出荷停止などをほのめかし、従わせていたとみられる。(どうしんWeb版より3/17)
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿