2016年11月28日月曜日

はこだて検定 受験者増も合格率低下・函館新聞








     函館商工会議所が25日に発表した
    第11回函館歴史文化観光検定
    (はこだて検定)
    の合格者数は、初級が前年比4・1
    %減の116人、
    上級が同15・4%減の11人だった。

    合計受験者数は同18・1%増の
    366人と増加した
    一方、出題傾向が一部変わったこと
    などから合格率
    が低下した。
     6日に行われた今年の検定は初級271人、
    上級95人が挑戦。合格率は初級が同10・3
    ポイント減の42・8%、上級が同4・3ポイント
    減の11・6%。
    問題集を発売した2014年(第9回)に回復したが、今回で2年連続の低下となった。
     今年の出題について「はこだて検定合格者の会」の中尾仁彦さんは「初級は
    過去の問題集から
    例年7割程度出題されていたが、今回は6割くらいに減った」と分析。

    「合格率の適正が50~60%だと考えると、今回は難しかった。
    上級も配点が高いと思われる記述問題に時事問題が出題され、手こずった受験者
    が多かったのでは」
    とみる。
     全国では廃止となるご当地検定もある中、今年は道内に加えて兵庫や京都など
    からも申し込み
    があり、受験者数は2年ぶりに増加した。
    同会議所の竹内正幸事務局長は「北海道新幹線開業で函館に注目が集まった
    効果もあった。
    今後も申込者を400人程度確保できるよう知恵を絞りたい」と話している。(山田大輔)

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