2007年12月13日木曜日

バーバリアンチーフテンBCFW01の販売終了、間近?


BCFW-01はBCF-01と外観は同仕様だがボア(吸汗性と速乾性に優れたフットマーバスをライニング)が付いており18,690円(税込)。原材料の値上げから次期生産ロットから価格は2万円台は必至・・・。


ラバーソールのパターンは排水、排雪仕様でグリップ重視にもなっている。

国産の証明、Made in Japanの刻印が打ち込まれている。


写真BCF01はインナーがコットン使用で価格が15,540円(税込)。

 今回、ボア付の商品を廃番にするわけは材料の高沸と販売不振があげられます。日本のマーケットでは2万円の長靴はそう簡単には売れず、また冬専用となれば限られた地域しかニーズはありません。しかも社会的に都市と地方の貧富の二極化が進む中「寒い地方の商品構成」がより安価な物へ流れるのは当然です。しかしながら良い物を求める顧客が存在する以上、メーカーは1色に絞って生産継続するなど頑張って欲しいものです。BCFW01はS,M,Lサイズ、オリーブとタン色展開ですが在庫状況からこの冬で店先からなくなりそうです。またひとつ、日本の職人芸がなくなります。なお、スノーピークでもOEM契約で、RBーU001、17640円の価格で夏モデルBCF01を販売しています。

 ーバーバリアン チーフテンは本格的なアウトドアブーツを中心に弘進ゴムが1986年に設立。
誰もが憧れてやまない自然と現代人が見失いがちな野生感を背景にBARBARIAN(未開の人)とCHIEFTAIN(部族等の頭)をシンボライズし「BARBARIAN CHIEFTAIN」と名づけました。
バーバリアン チーフテンが常に大切にしているもの。それはクオリティです。
いつまでも頼りにされるブランドマークでありたい。 絶大な信用に応える約束の証でありたい。 いつでもいつまでも本物でありたい。 ベンチマーク(水準点)を見つめながら最良を造り続けることを常に持ちつづけながらバーバリアン チーフテンは造られています。それがバーバリアン チーフテンのクラフツマンマインドです。
日本人に合うベストなフィッティングを基本コンセプトに足の形と動きを追求し考えられたオリジナルラスト・モールドを使用し、機能性・耐久性・足入れ・質感の4つのポイントを重視し本物志向にマッチしたヘビーデューティーな外観プラス高機能がメインコンセプトです。
アウトドアシューズとしての性能はもとより履いた時の喜び、フィールドへの期待をも感じられる靴作りに努めています。いかなるフィールドでも快適な履き心地と多様な用途に応えてくれる一足を目指しております。
そのため、一足一足熟練のクラフツマンが厳選されたパーツやマテリアルを使用し、手作りで製作にあたっています。「職人の息づかいまで聞こえてくる。」そんな靴に仕上げております。「製法」とは本来材料を加工し組みたてて
物を作る一つの工程にすぎません。しかし、靴はこの製法により品質が左右されるほど重要な部分であり
特別な意味を持っていますー。

〈ダイレクトスチームキュアー式〉
 ゴム製品の最大の発明である加硫。
 通常、生ゴム(未加硫ゴム、原料ゴム)は引っ張って離すと元の形に戻らず引っ張った状態のままです。蒸気による圧力と熱を加える製法により生ゴムと配合剤が化学反応をおこして生ゴムの何十倍、何百倍も弾力性のある強固なゴムに仕上げます。
 このラバー靴独特の製法をスチームキュアー式(加硫)といいます。

 良いラバー製品を作るには加硫による均一な化学反応が大切です。化学反応の複雑性は高度な技術が必要になります。
 なおかつ、バーバリアン チーフテンでは製品性能を更に高める為、ダイレクトスチームキュアー式製法(直接加硫)を採用しております。アッパーには特殊配合コンパウンドの採用によりラバーの表面を保護して老化防止効果がありますーとメーカーは説明をしています。
  バーバリアンチーフテンのHP(ゴム長靴のメンテナンス方法も書いてあります・革靴シリーズは在庫が殆どありません)
http://www.barbarianchieftain.com/style/index.htm

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