2015年12月9日水曜日

はこだて検定は空回りに終わる?

函館観光で重要な人材育成を望んでいる函館商工会議所の目玉事業がはこだて検定ですが・・。上手く機能していないみたいです。





北海道新聞報道







函館新聞報道

函館商工会議所が8日に発表した第10回函館歴史文化観光検定(はこだて検定)の合格者数は、初級が121人、上級は13人だった。合格率は初級が前年比11・1ポイント減の53・1%、上級が同1・9ポイント減の15・9%で、いずれも前年を下回った。上級合格者の有志でつくる「はこだて検定合格者の会」は13日に「受験者の集い」を市地域交流まちづくりセンターで開き、次年度以降の受験に役立ててもらう。11月8日に行われた今年の検定は、初級・上級合計で310人が受験。前年比9%減となったものの、上級には過去2番目に多い82人が挑戦した。
同会の中尾仁彦さんは、今回の出題について「函館周辺地域の知識を問う問題が増えたが、誤答を誘うものはなく良問がそろっていた」と分析。「合格率は低ししたが、初級で50~60%台の数字は検定として妥当」とみる。

 初級受験者の合格率を年代別でみると、60~70代の72%に対し、20代以下は28%。同会議所の竹内正幸企画情報課長は「若年層の受験者増や合格率向上が課題。興味や関心をひきつける方法が必要だ」と話す。中尾さんは「受験者減少に歯止めがかかった今が正念場。何もしなければ、衰退するのは目に見えている」と警鐘を鳴らす。

 受験者の集いは昨年からスタート。苦労話や受験で得た知識の活用方法などを語り合い、体験談を来年度の受験者に伝えて参考にしてもらう狙いだ。中尾さんは「受験者のすそ野を広げるためにさまざまな方と意見交換したい」と参加を呼び掛けている。午後1時半~同3時まで。参加無料で、今回の検定の問題用紙を持参する。問い合わせは中尾さん(☎0138・55・9809)へ。 (山田大輔) 

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