2015年5月31日日曜日

ガイドと盗掘

日本各地で高齢化社会にともない園芸ブームが広まり隣近所が競うようにガーデニングで街を綺麗にしてきました。それはそれでよいのですが、問題はアルパインガーデニング(高山植物の庭づくり)での盗掘(違法採取)。

とくに、保護指定されているこのサルメンエビネなどRDB種や地域に少ない珍しい種などが採られると困ります。


よくあることですが、悪質な盗掘者(野草狂好家)は採掘下見のため一般向けの登山会、観察会やときに登山ツアーに参加しておいてガイドの植物名や解説を聞きながら特定植物種の場所を覚え、あとで盗掘に来ます(閉花、結実した頃、散策者の少ない悪天候や雨の日・平日朝夕を狙う場合が多い)ので、ガイドやインタープリターは盗掘を助長させるようなコースや解説に気をつけましょう。
また、画像のように盗掘の多い種は生えている場所を記憶しておき、その後の状況を確認しながら盗掘痕などあれば管理者などへ報告しておきましょう。
ガイドは参加者の安全、山の解説や植物情報の提供もありますが、同じぐらい大切なのが山のトイレ、そして密漁、盗掘を防ぐ野生生物の保護です。

 

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